2023下ノ廊下その3

高熱隧道を抜けてしばし。下ノ廊下の終点
阿曽原(あぞはら)小屋に着きました!

こちら阿曽原小屋は、黒部ダムから
欅平までの道程30kmに
唯一ある山小屋となります。
なんでもこの場所は冬季に雪崩が
発生するらしく、毎年小屋を
解体して、また夏に建て直すのだとか
頭が下がります

お昼が近かったので休憩。
カップラーメンを汁まで全部
いただきました。
そしてこちらの山小屋をさらに
有名にしているのが……

こちらのこんこんと湧き出している温泉!
横の源泉は湯気がとんでもない量です。

当然入浴するおっさん二人(笑)
ちなみに入浴料はひとり800円です。
“日本一到着するまでが危険” と
言われることもあるこちらの温泉。
きっと温泉マニアにはたまらない
と思います。お湯も景色も
最高でした!
(男女の入浴時間をズラしている
タイプの温泉です)

そしていよいよ水平歩道に突入!
雨はずーっと降ったり止んだりですが
なんとか本降りにはならずに
済んでます。
雨のせいでちょっと足元が滑るので
気を緩めることはできませんが、
道はそんなに狭くないので、写真で
見るよりは恐怖感はありません。

やがて見えてきたのが、水平歩道で
一番有名なポイント…

その名も“大太鼓”
1920年に開通し、
標高1,000mをほぼ水平に
開削した水平歩道の
シンボルとも言える場所です。
それにしても大正時代に
一枚岩の断崖絶壁を開削するのは
並大抵ではなかったと思います。
人間って本当にすごい!

大太鼓を抜けると、その先には
くるぶしまでの水がたまった
ながーいトンネルなど、
まだまだ難所が続きますが……

なんとか欅平駅到着です。
12時間ほど!長かった!

欅平駅からはこちらの
トロッコ電車に乗って
終点の宇奈月まで1時間ほど
電車旅です。

とはいえトロッコ電車の旅は
退屈とは無縁!
まるでディズニーアトラクションの
ような、手掘り感のあるトンネルを
疾走したかと思えば…

次の瞬間には美しい黒部峡谷を
ゴトゴトと抜けていきます。
窓が無いので、ひんやりとした空気が
直接頬を撫でていく爽快さ!
野生の猿もたくさんいましたよ。

そして車内に時折流れる観光用の
アナウンスの声の主は、
なんと富山の誇る室井滋さん!
こんなところもディズニーっぽい!

やがて遠くに宇奈月温泉が
見えてきたら、名残惜しいですが
今回の旅は終了です。

お疲れ様でした!

と、いうことで今回の
漫画レポート、下ノ廊下水平歩道編は
こちらで終了です。
最後まで読んでくださりありがとう
ございました!

そして今回エスコートしてくれた
我らがにゃーにゃさんにも
最大限の感謝を!
いや、にゃーにゃさんは本当に
頼れるいい漢なんです!
今回のルート設定も完璧でしたよ。
ゴールまで導いてくれて本当にありがとう
ございました。
アニキー!

ということで……

このブログを書いている翌日は、
オイラが毎年参加賞Tシャツを
デザインさせていただいている
“しまだ大井川マラソンinリバティ”
にフルマラソンで参加してきます。

今回は完全復活した30km地点の
大エイドを心ゆくまで堪能する
つもりです。

はたしてどうなりますやらっ!

P.S.
下ノ廊下は例年9月、10月の
2ヶ月ほどしか開通しない
幻のルートです。
雪解け次第では開通しない年も
あるのだとか。
とても危険なルートで、毎年の
ように滑落される方が
いらっしゃいます。
「黒部に怪我なし」との言葉が
あるのですが、これはつまり
下ノ廊下と水平歩道は落ちたら
死んでしまう。という意味なんだ
そうです。
ご興味を持たれた方は、もし
行かれるのであれば決して無理を
しないでください。
通常この行程は阿曽原小屋で
一泊し、二日間かかる行程です。
あと雨の日は滑るのでさらに
注意が必要です。
よき旅を!

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